2021-08-20
良い睡眠に必要な運動は?
毎日の生活に欠かせない睡眠。
1日のスタートを気持ちよく切るためには質の良い睡眠が必要不可欠です。
なぜ睡眠が必要?
人間の睡眠には、
- 脳を休ませる
- 身体を回復させる
- 記憶や感情の定着、整理をさせる
- 免疫機能の増加
などの様々な役割が存在します。
また人間の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠とは、脳は目覚めているのですが身体の運動機能が抑制されている状態です。脳だけが機能しているので、記憶の整理・定着を行うのはこのレム睡眠です。
一方のノンレム睡眠は、脳も身体も深い眠りについている状態です。ノンレム睡眠時に分泌するといわれている成長ホルモンは、疲労の回復や細胞の修復をしてくれています。
ノンレム睡眠からレム睡眠へと移行し、これを繰り返すことで睡眠が成り立ちます。
運動との関係
運動をすることで睡眠前半のノンレム睡眠を強めたり、安定させることができるといわれています。より短時間で効率良く睡眠をとることができることから、運動を行うことは睡眠を改善するために必要です。
では質の良い睡眠を獲得するためにはどの程度の運動が適しているのでしょうか。
実際にはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を日中に1時間程度行うことで質の良い睡眠がとれるといわれています。単なるウォーキングではなく、会話をしながら行うなど少し負荷をかけることでより効果的になります。
日常生活で階段を利用するなどの工夫も良いかもしれません。
毎日とるからこそ大切にしたい睡眠。
睡眠の質を高めることで普段の生活もより良い時間になるようにぜひ参考にしてみてください。
(文/小山七海)
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